広島アニマルケア専門学校様にて、インターンシップを控えた学生の皆さまを対象に『社会人としての基礎を知る 〜インターンシップの心構え〜』をテーマとした講義を担当させていただきました。

広島アニマルケア専門学校様『〜社会人としての基礎を知る〜 インターンシップの心構え』


■ 動物にも、人にも優しいプロフェッショナルを目指して

このたび、広島アニマルケア専門学校様にて、
学生の皆さんを対象とした講義『〜社会人としての基礎を知る〜 インターンシップの心構え』を実施いたしました。

アニマルケア分野を志す学生の皆さんは、動物への思いやりにあふれた優しい方が多く、
一方で「自分の意見を伝えること」や「積極的な姿勢」に苦手意識を持つ方も少なくありません。

学校側からは「社会人としてのビジネスマナーをしっかり身につけてほしい」とのご要望をいただき、
社会に出る前に必要な基礎意識と行動力を育むことを目的に講義を構成いたしました。


■ 講義構成:社会人としての3つの視点を中心に

講義では、以下の3つの視点を軸に進行しました。

  1. 「学生」と「社会人」の違いを理解する
     社会人は“教えてもらう側”から“信頼を得る側”へと立場が変わります。
     受け身から自立への意識転換が、プロとしての第一歩です。

  2. 感情を整理し、前向きに行動する力を養う
     社会の中では、思い通りにならないことや、意見がぶつかる場面もあります。そんな時こそ、自分の感情を整理し、相手の立場を尊重しながらも自分の考えを伝え、行動する力が求められます。
     ペアワークや自己理解のワークを通じて、伝え方と行動力を体験的に学びました。

  3. 信頼を築くためのマナーを身につける
    挨拶・報連相・身だしなみ・言葉づかいなど、どれも小さなことの積み重ねですが、その一つひとつが「この人と一緒に働きたい」と思われる信頼の基礎になります。
    講義では、これらの視点を理解するだけでなく、ペアワークや自己理解ワークを通して「自分の言葉で伝える」「相手の話を聞く」練習も行いました。

講義中には、初めて人前で意見を述べる挑戦をした学生もおり、
それぞれが自分なりの“第一歩”を踏み出す姿が印象的でした。


■ 講義を通して伝えたメッセージ

「動物と関わる仕事は、人との関わりの上に成り立つ仕事です。」
人との信頼関係を大切にできる人は、必ず動物にも優しく接することができます。
社会人としての基礎を理解し、自分の言葉と行動に責任を持つこと。
それが“動物にも、人にも優しいプロフェッショナル”への第一歩です。


■ 受講後の声(一部抜粋)

  • 「社会人と学生の違いを初めて意識できました」

  • 「普段考えたこともなかったことをたくさん考えました。
    自分の意見を言うのは怖かったけれど、やってみると楽しく、気持ちが軽くなりました」

  • 「マナーは型ではなく、信頼をつくるためのものだと知りました」

受講後のアンケートでは、「インターンシップに向けて前向きな気持ちになった」「社会に出るのが少し楽しみになった」との声が多く寄せられました。


■ 講師コメント

 

優しさを持つ皆さんだからこそ、社会でさらに輝ける可能性があると感じました。
今回の講義が、皆さんが社会へと一歩踏み出す勇気と自信を持つきっかけとなれば幸いです。
小さな一歩が自信に変わる瞬間を、これからも応援しています。


📍 実施概要
実施日:2024年4月17日
実施校:広島アニマルケア専門学校 様
対 象:インターンシップ参加予定の学生の皆さま
テーマ:『〜社会人としての基礎を知る〜 インターンシップの心構え』

企業研修

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